意匠の時空間的分析

基礎な手法を用いて日本における登録意匠の時空間的分析などを探検する目的で、このブログによって、手法などについてシェアしたり、意見交換したりします。

DatasetSFP

データクリーニングを通してDatasetSFPcの作成

ここまで用いた点過程データ(DatasetSFP)は複数の意匠登録者が同一座標が付けられているケースがある。原因を調べた結果、以下の三つが見つかった。 複数の文字列が同一住所を指定するケース 利用したジオコーディング・サービスが番地レベルまでしか同定し…

CSRの帰無仮設を棄却する検定手順(1)背景と分析地区

背景 点過程データを分析する際、その最初のステップとして、CSR(Complete Spatial Randomness)という帰無仮設を置き、最近隣距離法若しくは法格法を用いて、その仮設を棄却する確率を算出する。*1*2ここでは、Rのspatstatというパッケージ*3を用いて、佐…

福岡市中心における意匠の登録者

福岡市付近における意匠の登録者の続きです。 ## use extents # Change these parameters scale.parameter = 0.1 # scaling parameter. less than 1 is zooming in, more than 1 zooming out. xshift = -0.05 # Shift to right in map units. yshift = 0.1 #…

福岡市付近における意匠の登録者

佐賀県と福岡県における意匠の登録者:境界を含むプロット - 意匠の時空間的分析の続きです。 ## use extents # Change these parameters scale.parameter = 0.25 # scaling parameter. less than 1 is zooming in, more than 1 zooming out. xshift = -0.05 …

佐賀県と福岡県における意匠の登録者:境界を含むプロット

以下のポストで示すコードと結果を利用します。 佐賀県と福岡県の市区町村ペンタゴンをダウンロードし、Rを用いて表示する手順 - 意匠の時空間的分析 佐賀県と福岡県における意匠の登録者 - Rを用いてプロット - 意匠の時空間的分析 library(rgeos) # minima…

佐賀県と福岡県における意匠登録者の点過程データ (DatasetSFP)

意匠公報データは特許庁特許情報室[1]から得られ、2000年以降出願され、2001~2017年登録された登録意匠公報から、公報意匠権者欄第一位の意匠権者の氏名又は名称、識別番号と住所を含める基本書誌情報が抽出された。 勝本、鈴木(2009)と同様に、東京大学空…

佐賀県と福岡県における意匠の登録者 - Rを用いてプロット

R Code setwd("{.....}/R Projects/Saga-Fukuoka") ### read locations from SQL Server database library(RODBC) dc <- odbcConnect("{database}",uid = "{userid}", pwd = "{password}") ## [Location] is a geography column in SQL Server 2008 that con…